歴史
兼六亭の歴史
兼六亭のはじまりは大正7年(1918年) 兼六亭は現在の場所で「兼六写真園」として営業を開始しました。兼六園は明治7年(1874年) に一般市民に開放されましたが当時は茶店・団子屋が数十軒近く軒を連ねる場所でした。
明治後期には兼六園内の店の規制を行い最終的に14軒までに整理され明治35年の兼六園の図に今の兼六亭近くに「高之亭」として当時の姿を見ることができます。その後、兼六亭は松濤亭など変遷を経て大正7年(1918年)に「兼六写真園」として営業を開始し今に至ります。
兼六亭(けんろくてい)は兼六園内の日本最古の噴水前にある料理屋です。地物の野菜や魚介類を使った料理を中心に落ち着いた雰囲気でお食事をお楽しみいただけます。
兼六園の歴史は延宝4年(1676年) 加賀藩主 前田綱紀が現在の兼六園内 瓢池付近にあった作事所を金沢城内に移したことに始まります。その時の様子は延宝8年(1680年)「葛巻昌興日記」に描かれています。加賀藩主 前田綱紀は自ら家臣に茶を振る舞ったり食事を振る舞ったり、その饗宴の様子を知ることができます。
350年も前の金沢で前田綱紀が兼六園を楽しんだようにこの現代でも兼六園を楽しんでほしい。「兼六亭はお殿様のおもてなしを今に伝える」新しい兼六園の舞台として生まれ変わりました。
「兼六園の中で茶事をしたい」という声から兼六亭に茶室を設けました。6畳と8畳の茶室・水屋2ヵ所を備え、茶会や展示会としての利用ができる舞台です。
夜の噴水を眺めながら旬の食材をいただく贅沢な時間を味わえます。若い料理長が腕をふるう新しい兼六亭幻庵。兼六園の五感を感じることができる舞台です。
営業時間: 昼:11:30~、13:00~/夜:18:00~
当店オリジナル 藤の花をイメージした兼六コーラや御菓子司 水本の上生菓子。野田屋茶店の抹茶、上林金沢茶舗の棒茶を気軽に楽しめます。水の音に耳を傾け美味しい茶を楽しめる舞台です。
営業時間:9:00〜16:00
兼六亭のはじまりは大正7年(1918年) 兼六亭は現在の場所で「兼六写真園」として営業を開始しました。兼六園は明治7年(1874年) に一般市民に開放されましたが当時は茶店・団子屋が数十軒近く軒を連ねる場所でした。
明治後期には兼六園内の店の規制を行い最終的に14軒までに整理され明治35年の兼六園の図に今の兼六亭近くに「高之亭」として当時の姿を見ることができます。その後、兼六亭は松濤亭など変遷を経て大正7年(1918年)に「兼六写真園」として営業を開始し今に至ります。
令和四年(2022年)十月、兼六亭はリニューアルオープンを迎えることになりました。これまでの多くの方々のご尽力に、深く感謝申し上げます。 皆さまのお力添えにお応えできるよう、社員一丸となって邁進していく所存です。
「殿様のおもてなしを今に伝える」を新たなコンセプトとし、前田のお殿様が現代に蘇ったら、一体どんなおもてなしをされるのかと思案しております。 当時の最先端の文化を集めていただろう金沢・兼六園、その地で私たちが目指すのは「文化を伝える料理屋」です。
引き続きご愛顧賜りますよう、どうぞよろしくお願い致します。
株式会社兼六 代表取締役
兼六亭 四代目亭主
宇田 直人